きっと頼りないダメダメアニキを見て、「頑張らなきゃ!」と奮起してくれたのだと思います(笑)
この日、到着してすぐみーちゃんに「スパの写真沢山撮っておいてね」と言われ、
いつもよりもたくさん撮ったつもりでいたけれど、カメラ越しにスパを見るよりも
直に肉眼で見てこの手で触れたかったからか、スパのいない今となっては画像が少なく感じる。
私はスパにいっぱいチューをして、スパもいっぱい舐めてくれた。
夫はたくさんスパを撫でて、みーちゃんは愛おしそうにスパを抱きしめた。
みんなの「アイシテル」がスパにひしひしと伝わったと思います。
とても穏やかでいいお顔をして、楽しそうでした。
関東に嫁いでいるみーちゃんの娘しーちゃんも、この日スパに会うために
子供たちを連れて帰省したので、しーちゃんの提案で全員で記念写真を。
スパ家と我が家のお付き合いはかれこれ12年。
東京と静岡という距離とは思えぬほどよく会い、密なお付き合いと歴史があります。
このブログでも何度もスパちゃんの記事の時に書いたことがあるのですが、
私とみーちゃんは同じ誕生日で、それだけでも驚くのに、夫とスパも同じ誕生日!
その上、以前我が家の隣人で仲良くしていたご夫婦の旦那様が、みーちゃんのいとこだったという、
韓流ドラマ並みの偶然が繋いでくれたご縁でした。
初めて会った頃はまだしーちゃんは小学生で、大学生のときに学生結婚をすることになり、
結婚式には私たちも出席しおいおいと涙して、そのしーちゃんも今や逞しいママに。
みーちゃん曰く「困ったときのゆかりさん」だそうで、友達というよりは姉妹のような、親戚のような、
しーちゃんは姪っ子のような(笑)不思議な感覚なのです。
スパとドッピーが繋いでくれた糸はこれからもみんなで紡いでいくからね。
ありがとう、スパ。
この日からスパは奇跡的に活力を取り戻し、緩和ケアで2週間以上頑張ってくれました。
「このままなら2月は越せそう!」とみーちゃんも喜んでいたほどでしたが、、、
2月18日の土曜日。午前中に通院して帰宅し、午後シャンプーをしたそうで。
その夕方、みーちゃんとふたりきりの時にママの腕の中に抱っこされたまま
「ありがとうスパちゃん」という言葉を聞いてから、静かに虹の橋を渡りました。
平日はママがお仕事だから、スパはママが家にいる休日を選んだのでしょう。
きちんとママの最後の「ありがとう」を聞いてから旅立ったスパは立派です。
みーちゃんの気持ちになって考えれば、自分の腕の中でスパにありがとうと伝えらて
スパを送ってあげれたことは、唯一、救われたことだったと思うから。
辛い体調でも一生懸命がんばって生きようとしてくれて、本当に偉かったスパ。
スパはこれからもずっとずーっと、大切なドッピーの弟です。
心からありがとう、スパーキー。
また会えるその日まで。